海外でコロナ陽性になりました!対応や隔離、領事レターなど帰国までの体験談【2022夏タイ旅行記】
7月末から2週間のバンコク&チェンマイの夫婦タイ旅行。
の予定でしたが、チェンマイ到着直後からコロナ陽性となり、チェンマイはひたすら療養&隔離期間となっていました。
海外で病院に行くのも、
隔離期間で療養をするのも、
コロナにかかるのも、
これが初めての経験。
せっかくなのでブログに今回の体験談として記録しておきたいと思います。
- 海外旅行行きたいけどもしコロナ陽性になったらと思うと不安
- 今まさに海外でコロナ陽性になって途方にくれている
- 海外旅行保険ってどんな感じ?ほんとに使える?
- 海外旅行を前に、病気になった時の対応例を知っておきたい
- 領事レターってどんな感じ?ちゃんと飛行機乗れる?
こんな方の何か参考になることがあれば嬉しいです。
約10日間の様子をぎゅっと1記事に凝縮したため、1万文字越えになりました!
お時間ある時や、目次から必要なところだけかいつまんで読んでみてください。
コロナ陽性までの経緯、やったこと
まずはコロナ陽性になるまでの経緯と、その時にやったことを時系列で書いておきます。
今回は夫婦2人でバンコクとチェンマイ旅行へ。
バンコクに1週間滞在した後、チェンマイに飛行機へ移動した日からコロナとの戦い?が始まります。
夫の体調不良
バンコクからチェンマイへの移動日、夫が「なんか今日疲れてるなぁ〜」と話していました。
前日のバンコク最終日で珍しくはしゃいでいたので「40代はもう若くないのかもねぇ〜あはは〜」なんて話していました。
その日の夕方1週間宿泊予定のエアビーのお部屋に着くと、夫はすぐに「疲れた」と言ってベッドで昼寝。
私は1人でホテル周辺のお散歩へ行っていました。
帰宅後に夫も起きたので熱を測ってみると37.5度。
おやおや?これは怪しいぞ?と思い、日本から持ってきていた抗原検査キットを試してみたところうっすらと陽性の線が出ていました。
ただこの抗原検査は日本のAmazonで買った安いやつだったので信用できず(ならなぜ持ってきた笑)、明日現地で再度抗原検査キットを買ってチェックしてみようとのことで寝ました。
ところが翌朝早朝から38度台を叩き出し、すぐに病院で検査してもらった方がいいねということになりました。
翌日保険会社へ電話→すぐ病院へ
出国前の準備段階からもしコロナ疑いが合った場合のシュミレーションをしていたのが功を奏し、まずはすぐに保険会社へ電話。
私は旅好きホテル好きさんには有名な「マリオットヴォンボイアメックスプレミアムカード」のクレカ付帯の保険だったので、アメックスのオーバーシーズアシストというところに電話をしました。
こちらのカードの所有者は私なのですが、家族も適用と事前確認済みでした。
スマホからだとコレクトコールができずに結局そのままかけてしまったのですが(電話代はまだみてない)、固定電話だとコレクトコールができるみたいです。
アメックスの担当の方はとても親切で丁寧。
「国際電話だからこちらから折り返しますね」と言っていただいたので、その後は料金かからずに済みました。
オーバーシーズアシストでは本人確認とカード番号の確認があるので、手元に該当カードを用意しておくとスムーズです。
「夫が発熱したので病院にかかりたい」という旨を伝えると、すぐにアメックスのメディカルホットラインというところへ転送してくれて、そちらで詳しい症状などを伝えて病院を予約してもらえました。
「希望の病院はありますか?」と聞かれましたがよくはわからなかったので、
- 日本語の通訳さんがいるところ
- 今日すぐに行けるところ
でお願いしたところ、チェンマイラム病院を紹介していただきさっそく病院へ。
通院のタクシー代も保険適用となるとのことだったので、grab(配車アプリ)ですぐに病院に向かいました。
(ちなみにコロナ疑いあるのにタクシーいいの?と思ったのですが、病院でも保険の方でも特に何も言われなかったので使っておりました…この辺はタイだから緩いのかどうなのか)
病院での様子
チェンマイラム病院はチェンマイの中でも特に大きいらしく、日本語通訳さんも常時4名いる日本人にも嬉しい病院でした。
到着したら保険会社から指示の合った受付へ。
片言の英語で「夫が熱があって予約しているんだ、日本人の通訳さんお願いしてます!」と伝えて夫のパスポートを提出して待っていると、通訳さんがきてくれました。
タイ人の方でしたが日本語がとても上手!
何より日本語で理解できてやり取りできる安心感は半端じゃないですね。
通訳さんの指示のもと
- 必要書類への記入(保険適用の書類など複数枚)
- 夫は抗原検査と問診
- 外の発熱外来(ARIというところ)へ移動
- 医師の診察
- 薬の説明と受け取り
という形で進んで行きました。
病院についてから出るまで大体2時間くらいだったかと思います。
午前中だったこともあり少し混んではいましたが、スタッフさんの動きはとてもスムーズで迷うことなくどんどん進んでいったのがありがたかったです。
抗原検査の結果はやはり陽性!
診断書とともに10日間のホテル隔離になると案内をもらいました。
また薬も夫の症状に合わせた数種類と、毎日2回必ず飲む抗ウィルス薬?ももらえました。
ちなみに本当はアメックスの保険は家族はキャッシュレス非対応だったらしいのですが、保険会社の手違いで、夫もキャッシュレスになっていました。
こちらとしてはありがたいミス(喜んではいけないが)
帰国後に住民票などの婚姻関係の証明ができる書類の提出が必要とのことなので、忘れずに出したいと思います。
抗原検査陰性&無症状の私はどうすればいい?
夫がコロナ陽性とわかったのですが、確実に濃厚接触者である妻の私。
病院で通訳さんに「私も一緒に病院で検査してもらえますか?」と伝えたところ
「症状がないなら、今ここで検査すると自費でお金がかかります。自分で検査して、症状出てから病院きた方がいいですよ」
とのこと。
タイでは抗原検査キットがどこでも30〜50バーツ(約120〜200円)ほどで手に入るので、みんなわざわざ無症状や軽症なら病院で検査はしないそう。
病院からまずはエアビーに戻った後に、市販の抗原検査を買って検査をすることにしました。
検査結果は陰性。
当然「私も陽性だろうな。もう一度明日病院行かなきゃ」と思っていたので、陰性結果には驚きました。
そして気になったのが「タイって濃厚接触者はどうしたらいいの…?」ということ。
日本は濃厚接触者は5日の自主隔離が必要だったと思うのですが、そういえば病院からも私のことは何も言われていない!私はどうしたらいいの?
ググっても全然最新の情報が出てこなかったので、タイ日本大使館のコロナ相談窓口に電話で確認しました。
そこでの返答としては
「タイは無症状で抗原検査陰性であれば隔離などは必要ない。10日間の体調チェックはしてほしい」
ということでした。
え、隔離しなくていいんだ?!ということで、この後数日は買い出しに行ったり空いている時間帯にカフェで仕事したりをしていました。
この後私も結局陽性で隔離になるのですが、この時動いて隔離準備できたのが本当にありがたかった…!
泊まっているエアビーに連絡
隔離期間が決まったところで、まず心配だったのは泊まっているエアビーへの連絡でした。
いろいろ検索する中で「コロナ陽性と行ったらホテルを追い出されてしまった」というのも見たので、もしかしたら私たちもホテル変更を余儀なくされるかも…と思っていました。
恐る恐るエアビーホストにメッセージで連絡。
正直に「夫がコロナ陽性になってしまったのでできれば延泊をお願いしたいんですが」と伝えました。
ちなみに上記文章は翻訳ツールのDeepLフル活用で英文にしております!
そしてホストからの返信は、まずお見舞いの言葉と「延泊にした方がいいから、後ろに別のゲストの予約が入っているけど、動かしてもらえるか調整してみます」とのメッセージが!
この後別のゲストとの調整がついたようで、無事に延泊できることになりました。
本当に一安心。夫が体調悪い中1人でコロナ療養のためのホテル探しは辛いと思っていたので嬉しかったです。
ちなみに3日後に私も発症したため、更なる延泊を申し訳なさと共にお願いしたのですが、なんとさらに伸びることを想定して事前に数日先まで押さえておいてくれていたとのこと!
この対応には本当に感動しました…!
延泊対応だけでなく、帰国前の領事レターの印刷やシーツの予備のもらったりと、かなり手厚くサポートしていただけました。
スーパーホストだし、チェンマイでエアビー泊まるなら本当におすすめです。
飛行機の変更手続き
次に行ったのがフライトの変更。
私たちはエクスペディア経由でタイ航空で往復予約していたので、変更可能な便でした。
LCCなどだと変更できない便もあるかと思うので、もしもを考えると変更可能な便を予約しとくと安心です。
エクスペディアのフライト変更は電話のみだったので少し面倒でしたが、電話口の対応はとても丁寧でした。
ただ1回の変更に1時間〜2時間くらいかかるので、時間に余裕を持った変更手続きがおすすめです。
また悩んだのは「いつにフライトをずらせばいいか」ということ。
おそらく隔離明けのPCR検査は陽性が出てしまうだろうから、領事レターを待つ期間も含めてのスケジュールにしないといけないし、でも特に夫は仕事のスケジュールもあるからそんなにのんびりしてられないし….。
と、かなり悩みました。
結局夫は「隔離終了の2日後の夜発のフライト」に変更。
結果的には領事レターもスムーズに取れて最短で帰国が叶いましたが、1つでもどこかでミスがあるとフライトに間に合わない感じだったので結構ハラハラしました。
領事レターは最大5日間発行にかかると案内があるので、スケジュールにゆとりがある場合は
「少し先のフライトに変更した上で、早まったらさらに変更して早めの便で帰る」という計画でもいいかもしれません。
スケジュールの変更連絡など
あとは仕事や決まっていた予定などのスケジュール変更の連絡を各所にしました。
ただ出発前に「もし帰りのPCR検査で陽性になったら」という最悪の想定をした上でスケジュールを事前に組んでいたため、大きな影響はなかったです。
個人的には友人とのご飯と札幌に行く予定がなくなってしまったのが残念でしたが…。
連絡したら友人たちはみんな心配してくれてありがたかったです。
食糧の買い出し
夫の隔離開始から3日目までは私が自由に動けたので、毎日近くのスーパーへ食料の買い出しに行っていました。
一応買うものリストを作っていたので、誰かの参考のために書いておきます。
- 現地SIMカード
- パーカー
- 除菌シート
- フルーツ
- 納豆
- 洗濯洗剤
- 歯磨き粉
- クイックルワイパー
- 黒のゴミ袋
- 洗濯干すやつ
日本だと抗原検査キット不足が報道されていますが、タイはコンビニやドラッグストアなどいろんなところで購入ができます。
現地のSIMカードは、私は日本で契約しているahamoがそのままタイでも使えていたのですが、14日間を過ぎると使えなくなることがわかっていたので現地のものを事前に購入。
納豆も含めて、上記全てニマンヘミンにあるMAYA(メイヤー)というショッピングモールで購入できました。
3日後夜、喉に違和感が
夫の隔離期間が始まってから三日目の夜、私も喉に違和感を感じ始めました。
夫の陽性がわかってからは、部屋も別室にして使うものも分けたりこまめに手洗い消毒など感染予防策はしていたものの、やはり家族だと限界はありますね。
この日の朝に自主的にやった抗原検査では陰性だったので、翌朝もう一度抗原検査をやってみることに。
翌日保険会社へ電話→すぐ病院へ(2回目)
朝起きてすぐに抗原検査をしたところ、うっっすらと陽性の線が…(泣
夫の時と同じように、保険会社へ連絡して病院予約後にすぐ病院へ。
1度やってるので慣れたものです(笑
私の場合は自分で抗原検査をやっていたので、その結果を見せたら病院での検査はなくすぐに陽性判定。
夫が既に陽性だったことのあっての診断だったのかもしれません。
検査がなかった分1時間程度で終了したので、体力的にも楽でした。
ちなみに私が行った時にはちょうど空いている時間だったこともあり、通訳をしてくれたタイ人の方と日本語で少しお話ができました。
タイもやはり感染者は増えているそう。
ただ自分で抗原検査をして陽性が出たら、症状がひどくない場合はそのまま自宅で療養している人が多いみたいです。
またお話した方は日本語はタイで学んだだけとのことで、にも関わらず病院での通訳ができていることにとても驚きました!
日本にはまだ行ったことがないそうで「早く行きたいです〜どこがおすすめですか?」なんて話をのんびりしてました(笑
さて、ここから夫婦2人での隔離期間が始まります。
夫婦2人の隔離期間の過ごし方
フードパンダでデリバリーをフル活用
またタイはフードデリバリーがとても充実していてバンコクでもデリバリーを楽しんでたのですが、チェンマイでもフル活用していました。
バンコクに引き続きフードパンダをほぼ毎日利用。
料理のバリエーションもかなり豊富で、タイ料理はもちろん日本食やハンバーガー、ピザなど世界各国の料理が揃っていました。
最初はタイ料理が美味しくて安くて(1人前200円〜で食べられる!)たくさん注文していたのですが、だんだんと飽きてきて後半は日本食を食べることもありました。
日本食でも1人600〜1000円くらいだったので、日本のウーバーイーツよりは安い感覚ですね。
野菜不足になってきたなと思ったらサラダ注文したり。
隔離期間中の一番の楽しみが食事だったので、あまり我慢せず好きなもの、食べたいものを注文するようにしていました。
掃除、洗濯、療養(昼寝)
夫は熱が出たりして始めの数日はちょっと苦しそうでしたが、私は喉の痛みと咳、倦怠感くらい。
比較的症状が軽くて元気だったので、掃除したり洗濯したり主に家事をしていました。
エアビーだったので自分で全部できたのもとても気楽でした。
ただ日によって倦怠感がずっしりくる日もあり、無理せずにひたすら昼寝している日もありました。
4日目以降は仕事したりブログ書いたり
2人とも発症から4日目くらいから症状が治まってきたので、それぞれのペースで仕事したりもしていました。
症状が一番辛い時期がずれたので、夫がしんどい時は私が動き、私がしんどい時は夫が動きと役割分担が自然とできたのもラッキーだったのかもしれません。
隔離7〜10日目あたりからは、私もズームで日本と打ち合わせしたり、このブログを書いたりできました。
隔離期間終了から帰国まで
夫が先に発症したため隔離期間も先に終了。
仕事の都合で隔離終了日の2日後の夜のフライトに乗りたかったため、隔離期間中にいろいろ調ベて計画的にやっていきました。
一番の難関は「PCR検査」
今回のコロナ陽性〜隔離期間〜帰国までの流れの中で、一番悩み抜いたのが帰国のPCR検査でした。
コロナ陽性になると、療養期間が明けても1ヶ月くらいはPCR検査で陽性が出続けるという情報を得ていたため「きっとPCR検査は陽性が出るだろう」という前提で動く必要がありました。
2022年8月時点での、療養終了後〜日本に帰国の流れは以下の通り。
- コロナ陽性、10日間の隔離(タイの場合)
- 療養終了後に帰国便72時間以内のPCR検査を受ける
- 陰性ならその証明書を持って帰国でOK、陽性なら領事レターの発行依頼をする
- 領事レターなど必要書類を持って帰国便に乗る(航空会社判断)
PCR検査で陽性が出た場合、1ヶ月間陰性が出るまで待つわけにはいきません。
救済策として、現地日本領事館に必要書類を提出すると領事レターというのをもらえるという情報は調べてありました。
この領事レターが「この人を日本に帰していいですよ〜」という日本お墨付きの証明書になるわけです。
もう帰国のPCR検査には思うことがあるのですが笑、正直
「帰国のPCR検査さえなかったら….!!」
「どうして世界一感染者が出ている国に帰るのに検査必要なんだ…」
と毎日思っていました。
もちろん全て事前に調べて了承してタイに行きましたが、なかなか納得できない制度だなと思い、厚生労働省のコロナ対策意見フォームにもメッセージを送ったくらいです。
このやり切れない思いを国に直接言っちゃえ!という思いでした笑
ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、できるだけ早く帰国のPCR検査がなくなる日が来てほしいと切に願っています…!
やっぱり陽性→領事レターを取得
療養期間が明けた夫は、さっそく朝イチでPCR検査を受けにチェンマイラム病院へ。
事前に病院の通訳さんから「予約なしでPCR検査が受けられる、午前中に来ればその日の夕方は結果が受け取れるよ」と教えてもらっていたので、朝8:30ごろには到着。
療養終了後のPCR検査だと伝えると「もし陽性が出たら医師の回復証明書も出すからまた夕方取りにきてね」と言われました。
そして夕方4時ごろに病院からTEL。
やはり想定通り陽性で、回復証明書を受け取りに再び病院に行って受け取りました。
夫が書類を取りに行っている間に、私は領事館宛の領事レター依頼メールを作成。
タイではバンコクにある日本大使館のほかチェンマイにもチェンマイ領事館があったので、今回はチェンマイ領事館に依頼しました。
領事レターに必要な書類は次の4つです。
【必要書類】※メールの件名に「帰国レター依頼」と記載をお願いします。
1. 旅券の人定事項ページの写し
2. 日本帰国・入国予定のフライト情報(eチケット写し等)
3. 新型コロナ陽性と判定された後に療養期間を徒過し、新型コロナから回復している旨を記した医療機関等の診断書等(様式自由)
4. 新型コロナの療養期間終了後に、再度検査した結果が陽性となった検査結果
(チェンマイ領事館HPより引用)
(厚労省が有効と認める検体及び検査方法に限る)
1はパスポートの写真の部分をスマホで撮影したもの、3・4はPCR検査後に病院から受け取った紙を撮影したものをメールに添付して送りました。
・PCR検査と回復証明の受け取りが夕方
↓
・その日の夜に、すぐ領事レター依頼
↓
・翌朝8:30ごろ領事館から「メール受け付けました、しばらくお待ちください」のメールあり
↓
・9:30ごろ、領事レターが無事発行完了!
領事館HPには「最大5営業日かかりますので余裕を持って」と書いてありましたが、なんと翌日には発行完了でとても安心しました。
ちなみに領事レターはメール添付でPDFで届きますが、紙に印刷しておくのをおすすめします。
空港の搭乗時にスタッフさん複数人が集まってめちゃくちゃチェックされたそう。
スマホだと渡さないといけないし小さいので、紙で持っていく方がお互いに楽です。
印刷は今回はエアビーホストにお願いして印刷してもらいましたが、ホテルであればフロントにお願いするのが確実です。
日本のようにコンビニ印刷はないので注意ですね。
夫、初めての海外からの1人帰国
無事出発日の朝に領事レターを受け取り、その日の夜の便で予定通り夫は帰国することに。
実は夫は、これが初めての1人飛行機!!
今まで国内外飛行機に乗ったことはあるものの、いつも誰かがやってくれて付いていくだけだったそう。
初めての飛行機なのに、
- 海外からの帰国便(日本発ではない)
- 乗り継ぎあり
- しかも乗り継ぎ時間がかなり短い(1時間半)
- さらに巨大なスワンナプーム空港での乗り継ぎ(めちゃくちゃ広い)
- mySOSは黄色(おそらくスムーズにいかない)
- 空港職員も見慣れない領事レターあり
- 深夜便で朝に日本到着後、すぐ仕事
- ちなみに英語は中学生レベル
と、旅好きの私でもあまり経験したことのない、かなりのハードモードです笑
出発前日からチェックインや乗り継ぎの仕方などをできるだけ詳しく説明し「あとは困ったら人に聞きまくれ!」とアドバイスして送り出しました。
- チェンマイ空港で領事レターをめちゃくちゃチェックされ時間かかる
- 乗り継ぎのスワンナプームで盛大に道に迷う
- 領事レターでやっぱり出国審査が時間かかる
- 日本便の大幅遅れのおかげで乗り遅れずに搭乗成功
- 日本到着が遅れるもそのまま職場出社して仕事間に合った
と、相当大変だったようですが、アドバイス通りひたすら空港スタッフさんに聞きまくったそう。
(搭乗券見せながら)I want to this flight!where!?ってずっと言ってたよ!笑
無事に全て予定通りのフライトに乗って帰国できて、本当に安心しました。
4日遅れて私も帰国(追記予定)
無事夫が帰国できて安心でしたが、次は私自身の番。
3日遅れて隔離期間が終わり、まずはPCR検査をしにチェンマイラム病院へ(3回目)
夫から流れを聞いていたからよかったのですが、日本語通訳をお願いし忘れたら全て英語で案内されました。
そんなに難しい英語はなかったので、私のレベルでもなんとかなりました笑
その日の17時にメールで結果がきて、なんと予想外の陰性!
夫が陽性→領事レターだったので私自身もそのつもりで準備していたのですが、陰性だったのであとはMySOSに登録して青になり完了。
帰国当日はMySOSの画面を見せるだけで帰れるはずなのでかなり楽になりました。
MySOSも見られましたが、PCR陰性証明書の提示も求められました。
私は印刷せずにスマホでPDFを見せましたがOKでした。
陰性証明書だったので夫のようにスタッフさんが集まったりすることもなく、飛行機の遅延もなかったのでスワンナプーム空港での乗り換えも15分程度で終了。
帰りは3席を1人で使えたので、エコノミーフルフラットシート(笑)でぐっすり寝て帰ってきました
夫には申し訳ないくらいのスムーズで快適な帰国でした笑
海外旅行でコロナ陽性になって感じたこと
最後に、今回初めて海外でコロナにかかり(というか病気になり)いろいろと感じたり考えたりすることができました。
コロナ関係なく海外保険への加入は大切
まず何より、海外旅行保険のありがたさが身に染みました!
今までも持っているクレジットカードに付帯していたのは把握していましたが、使ったのは今回初めてでした。
緊急事態に日本語で相談したり、キャッシュレスで支払いができるのは本当に安心感がありました。
ただし今回利用したマリオットヴォンボイプレミアムカードの旅行保険は、帰国時PCR検査でもし陽性が出た場合は保険適用外だったようです。
症状が出て病院にかかって保険適用になったからよかったものの、ここは私も把握不足でした。
コロナに限らず、万が一の保険適用条件や連絡先は一度しっかり確認しておくのをおすすめします。
簡単にでも想定しておくと、利用する時に手順がわかっているので焦らずに済みました。
日本入国時のPCR検査関係が一番しんどい
前述しましたが、今はやっぱり日本帰国時のPCR検査関係が一番ハードルが高くてしんどいなと感じました。
陰性ならまだいいものの、それでも検査費用が1回1万円前後はかかるし、すでに海外はPCR検査場が無くなっているところも多いです。
特に今回は陽性→領事レターとなり、ネット上にもあまり事例がなくてかなり調べまくったのが大変ではありました。
だからブログに体験談として残そう!と思い、この記事を書くことにしたというのもあります。
今のところPCR検査がいつまで必要なのかはわかりませんが、個人的には一刻も早く撤廃してほしいなと思っています。
タイ人の優しさに触れてより大好きになった
今回夫婦2人でコロナにかかり大変なことや悩んだり不安になったりしたこともありましたが、そんな時に嬉しかったのがタイの方の優しさでした。
病院のスタッフさんや通訳さん、延泊やサポートを快諾してくれたエアビーホストはもちろんですが、
バンコクや隔離終了後のチェンマイで接したお店のスタッフさんやドライバーさんなど、皆さん控えめだけどとても親切で笑顔が素敵で。
今までもタイは好きでしたが、さらに大好きになった気がします。
夫も初めてのタイ旅行でコロナになったのは残念でしたが、ゆるくて優しい雰囲気は居心地がよかったみたいで「また行きたいね、特にチェンマイは2人でリベンジしなきゃね!」と話しています。
これからも海外旅行を楽しみます
さて長々とタイのチェンマイでコロナ陽性になった体験談を書いてきました。
ここまで読んでいただいて疲れましたよね、ありがとうございます(汗
結局2週間の予定だったタイ旅行は、私は23日間とかなり長くなってしまいました。
特にチェンマイでは予定していた場所に2人で行くことはできなかった残念な部分ももちろんあるのですが、今回とても勉強になったというか、いい経験になりました。
そしてこの記事の後半部分(PCR検査のあたりとか)が早く不要になりますように。
今後もタイはもちろん、大好きな海外旅行を気をつけながら楽しみたいと思います!