【チェンマイ】エレファントホームで本気の象乗り体験をしてきたよ
matua(@matua18365403)です。
いきなりですが、あなたは本気の象乗り体験したことありますか?
よくある観光用のこういうやつではなく、ジャングルの中でダイレクトに象さんの背中に乗る象乗りです。
7月に行ってきたチェンマイ一人旅で、この本気の象乗り体験をしてきました!
- 象の背中に直接乗ってジャングルを散歩
- 象さんと一緒に泥遊び
- 雨季で増水した川に流されそうになりながら象さんと水浴び
日本では絶対体験できないような経験と景色を見ることができて、もう日本での悩みとか迷いが吹っ飛ぶレベルでした。
- 観光用ではないガチの象乗り体験がしたい
- 象さんと友達になりたい
- タイのジャングルで雄大な自然を感じたい
- とりあえず今の悩みを吹っ飛ばしたい
自然の象に会える「エレファントホーム」とは?
「エレファントホーム」とは、チェンマイから北に約70キロほど離れたメータマン地区という場所にある象の保護施設です。
チェンマイでは、昔ジャングルの材木を川まで運ぶために象の力を借りていた歴史があります。その時の象を保護する目的で、国が定めた象の保護施設がたくさんあるそうです。
そのうちの1つであるエレファントホームは、
- 象が活躍するショーやイベント
- 象にカゴをつけた象乗り体験
- 象使いにチップを渡す習慣
などの商業的なエンターテイメントは一切ありません。
その代わりに、自然に生活する象とジャングルで遊ぶ体験というのができるんです。
私がこのエレファントホームを知ったのは、知り合いにこちらの施設でボランティアとして働いていた日本人の方がいたことがきっかけでした。
今回の旅先を決定するにあたり、もちろんチェンマイでのノマド体験をしたいという目的もあったんですが、以前から聞いていたエレファントホームでの体験をしてみたいという思いもあったからです。
個人的に、すごく素敵な方で好きなので、いつかインタビュー記事とか書けたらなぁと勝手に考えてますw
エレファントホームでの象乗り体験に必要な持ち物
必ず持って行った方がいい持ち物
- 水着(着ていく方が楽です)
- 換えの下着類
- 虫除けスプレー
- サンダル(かかとが止まるものだとより良い)
特に【タイ一人旅】おしゃれとはほど遠い?カフェめぐりの裏で起きた失敗集でも書いた通り、虫除けスプレーは必須です。2本くらい持って行ってもいいくらい!!
サンダルは【チェンマイ】初めての女子一人旅!使ってよかった持ち物ベスト5でも紹介したモンベルのサンダルで行きました。かかとのベルトが付いていても川に入った時に流されそうになったので、足全体を覆うマリンシューズもおすすめです。
エレファントホームで貸し出し&もらえるもの
- バスタオル(ふわっふわだった)
- 象乗り体験用の服
- 象乗り体験用のバッグ
- 水2本
- 当日の写真や動画のデータ(DVDにしてくれます)
体験してみて持っていけばよかったもの
- ゴープロ
- スマホ用の防水ケース
ツアー中はカメラを持ち歩けないため、ツアーガイドさんが写真をバシバシとってくれてデータももらえるんですが、象の上からの様子の写真は自分でないと撮れません。
一緒にツアーに参加したスペイン人男子がゴープロを準備していたので、あれば便利だったなぁと思いました。
また今回ツアーに参加した日がほぼ土砂降りの日だったので、首から下げる防水ケースがあればより安心だったかなぁと思います。
ゴープロはレンタルという手もありですね。
1日コースで本気の象乗り体験をして来た!
エレファントホームでは、
- 2時間コース
- 1日コース
- 滞在型コース
と大きく3つのツアーコースが用意されています。
今回は1日コースで参加してきましたので、その様子を時系列で紹介していきます。
ちなみに行き帰りはホテルとエレファントホーム間を車で送迎してくれます!
10:00 エレファントホームで準備と事前学習
チェンマイ市内から車で約1時間半でエレファントホームに到着。
鍵付きロッカーに荷物を預けて着替えます。
施設内はかなりきれいで、日本語表記もあるのがちょっとうれしいですね。
着替えたら、写真や動画を見ながら
- エレファントホームについて
- 注意事項
- 簡単な象使い語(カレン語)講座
などのレクチャーを受けます。
ちなみにすべて英語での説明ですが、大事なところはカタコトの日本語でも教えてくれるのでひと通りの事は理解できました。
(ちなみに私の英語レベルはTOEIC450点くらい、低い)
11:00 象さんに乗ってジャングルを散歩する
いよいよ象さんとご対面!!
1人1象で、1日ずっとその象さんに乗ります。
私のパートナーは11歳のヌンちゃん。
かなりの食いしん坊で、道中ずっと道草食ってるかわいい子でした(文字通り)
まずはバナナやサトウキビなどのエサをあげてあいさつをしました。
そして象使いのお兄さんのサポートを借りながらヌンちゃんに乗車!(乗象?)
背中より前の首のあたりに乗るのが1番安定します。
が、けっこう高いし揺れるし、最初はかなり怖かったです!!
でも乗っているうちに、バランスの取り方やコツを自然とつかめます。
12:30 おしゃれな?ジャングルランチ
1時間ほどヌンちゃんの背中に揺られながらジャングルを散歩したら、途中でランチ&トイレ休憩です。
ランチは
- 葉っぱで覆われたパッタイ
- オレンジ
- 甘いお米のデザート
で、男性でも食べ応えがあるほどのボリュームでした。
ここで一緒に参加していたスペイン人男子たちとおしゃべり。
お箸の使い方を教えたり、知ってるスペイン語(あいさつと数字しか知らない)が伝わるか試してみたりと、拙いながらも楽しく話せました。
トイレは屋外なのでやや虫などが怖いものの、水洗だし紙もありました。
この休憩以降トイレはなかったので、ランチのタイミングで行っておくのがおすすめです。
13:30 泥遊びしながら象をマッサージ
ランチの後は、順番に象さんとほっぺにキスタイムでした。
象の鼻がかなり吸い付いてきて、そのまま吸われるかというくらい強いですw
そして象と泥遊びをしながらマッサージ。
象もやはり蚊に刺されているようで、泥に体をこすりつけたり、泥で肌をゴシゴシこすってあげるととても気持ち良さそうでした。
ちなみに、近くには手についた泥を洗う水道もちゃんとありますが、この泥遊びの直後に泥まみれになった象さんに乗るので、結局洗ってもまた泥まみれになります。
14:00 象との川遊びは必死、でも楽しい
再びヌンちゃんに乗って、今度は近くの川へ。
7月のチェンマイは雨季で、この日の川は
- 腰の高さまで増水
- 立っているだけで流されそうになる水の速さ
という、157cmの小さな人間にとっては最悪のコンディションでしたw
それでもしっかりと象使いの方がサポートをしてくれるので、流されずにヌンちゃんと川遊びができました。(かなりしがみつきましたが)
水の中に入った象たちはすごく楽しそうで、はしゃいでいる感じでした。
私も(流されまいと)ヌンちゃんの鼻に抱きついたり、体にべたーっとくっついてみたりと、より象さんとの距離が近くなるアクティビティーですごく楽しかったです。
ちなみに、本当に増水して川に入れないほど危険な状態の時には、中止になることもあるそうです。無理に入れられることもないので安心してくださいね!
15:00 象の背中で雄大なチェンマイの自然を見る非日常感がすごい
川遊びを終えたら、ジャングルからひらけた草原のような場所を通ってエレファントホームまで帰ります。
この頃には私もヌンちゃんに乗るのに慣れて、両手を離して写真を取れるほどうまくなりました。
この時にふと
と何だか無性に感動してきたのを覚えています。
非日常の中に、当たり前にいる感覚というか、雄大な自然と象と自分が一緒に存在している風景にすごく感動してジーンとしました。
うまく言葉に表せませんが、世界の広さを感じて視野が開けていく感じというのでしょうか。。
世界一周旅行の時に感じた感動とちょっと似ている気がしました。
15:30 エレファントホーム到着、支払い
無事エレファントホームに戻ってきたら、借りたタオルを持ってシャワーと着替えを済ませます。
土砂降りの雨と水遊びで少し冷えていたので、シャワーがちゃんとお湯が出たのがうれしかったです。
シャワー後はフリードリンクを飲みながら休憩。
フリードリンクは
- コーヒー
- 紅茶
- ココア
が用意されています。
(猫もお出迎えしてくれた)
終日ガイドさんが撮ってくれていた写真はDVDに焼いたものを1人1枚ずつもらえました。この記事に乗っている写真はほとんどこの時にもらった写真です。
最後に料金を現金で渡して終了です。
ガイドさんが「清算お願いします」みたいなことを言ってくれるので「いつ渡すんだろうドキドキ」というのもないので安心でした。
私は事前にポチ袋に入れて置いたものをお礼を言いながらさっと渡しましたが、スペイン人男子達はその場でペイパルで支払っていました。
話を聞いている限りではクレジットカードは使用できないようだったので、
- ペイパル
- 現金清算
のどちらかがおすすめです。
まとめ:安心して自然の象と触れ合える感動のツアーだった
チェンマイのエレファントホームというところで、1日ゾウさんと遊んできましたぁぁ✨
一緒に水浴びしたり泥遊びしたりして、日本では味わえない空間で楽しかった!!
そしてゾウさんに乗ると、太ももめっちゃ筋肉痛になるから気をつけて☺️ pic.twitter.com/IRLQfHCxx6
— matua(まつあ)@海外1人旅できたよ (@matua18365403) 2018年7月25日
今回の1日ツアーは、一人4900バーツ(約16540円)でした。
安いわけではありませんが、
- 日本では味わえない経験ができる
- 自然な象さんとがっつり触れ合える
- ジャングルでも清潔で安全
- 日本語表記&ガイドさんがちょっと日本語わかる
と安心して象さんとチェンマイの自然を楽しめるツアーでした。
チェンマイ旅行を考えているなら、ぜひ参加してみてくださいね!
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