【世界一周】30代主婦が船旅をして世間のレールから外れてみたら、自分らしく生きやすくなった話
こんにちは、まつあです。
【ピースボート】船旅で世界一周しました!体験してわかったメリットとデメリットまとめ でも書きましたが、2015年にピースボートで世界一周をしました。
当時結婚して2年経ち、夫の転職の間を利用しての船旅でした。
30才の誕生日も、実は船内で迎えることができて、節目にいい思い出になりました!
旅から早3年が経とうとしている今振り返ると、この旅は私自身が感じていた色々なしがらみから解放されるきっかけとなったいい経験だったなーと感じています。
30代で結婚していたら、
- 次は子供でその次はローン組んで家を買って、
- 子育ては大変だけど家族で楽しく暮らしていく
というのが日本の一般的な生き方ではないかと思います。
これがいいとか悪いというわけではありません。
子育て頑張っている友人もすごいと思うし、新築の庭付き一戸建てはすごく憧れます。
でも、私には苦しかった。
今回は世界一周をきっかけに、自分が生きやすくなった話をご紹介します。
もし同世代で同じ悩みを感じている人に届いたら嬉しいです。
【世界一周前】結婚したら子育てして家を買う。それが当たり前
私は28歳で結婚しました。
周りの友達も同じくらいの年齢で結婚ラッシュ。
年6回結婚式に参加したこともあったくらいちょうどみんな同じ時期に結婚しました。お祝儀が大変だったw
結婚後に友人同士で話すと必ずと言っていいほど話題に出るのが、子供のことと家のこと。(たまに親の介護)
超現実的!!
その頃は自分も当然子供がそのうち生まれて、一軒家をローンで買って…と思って話をして、そういう将来が待っているんだなぁとだけ思ってました。
でも次第にそういう生活ができていないことに焦りを感じるようになっていました。
特にキツかったのが、親戚からの「子供はまだか」攻撃。
もちろん悪意はなく世間話の1つであることは頭ではわかっていました。
あと周りの友達がどんどん
「出産→子育て→家を買う」
というステップを上がっていくのを見て、勝手にできていない自分を追い詰めていました。
そして夫にも当たりだす…。
今思うと最低だったなぁとわかるけど、当時は常に何かに追われているような焦りを感じていましたね。
そんな時に出てきた夫の転職話。
これがきっかけで
「世界一周とかいっちゃう??」
とトントントーンと話が進み、旅に出ることになりました。
【世界一周後】今までの自分の考えはなんて小さかったのだろう!
「世界一周をしたら考え方が変わった」
っていう人も中にはいると思いますが、私の場合は
「世界一周すると決めた時から、一般的なレールから外れた」
っていう感覚が近いです。
当時周りに世界一周を経験している人なんていなかったし、ましてや夫婦でなんて、
完全に日本人的なレールから外れた!!
と思いました。
今なら、世界一周している人なんて珍しくないとわかるんですけどね。
まさに「井の中の蛙大海を知らず」でした。
それがすごく、今までの悩みが吹っ切れたというか、自分のやりたいことをやろうと思えた大きなきっかけでした。
世界一周中は、いろいろトラブルもありはしたけどすごく楽しかったです。
船内でいろんな年代の色々な考え方の人とも出会えたし、20カ国以上の景色や人を垣間見ることができ、今までいた世界ってなんて小さかったんだろうって思いました。
例えば、LGBTの人なんて当たり前にいたし、1日の中で英語とスペイン語と日本語で挨拶する機会があったり、親子で船乗っている家族もいたし。
日本の常識とか一般的な考え方って、普通ではないのだと実感しました。
- 結婚してるから
- 主婦だから
- 独身だから
- 男だから
- 女だから
そういうレッテルではなく
自分だから
で生きていっていいんだなぁと、ここで初めて気がついたような気がします。
思い切って今の環境の外に行ってみよう
悩んでいる人はみんな世界一周しましょう!!!
とは言いませんw
時間やお金の都合もあると思いますしね。
でも、もしできるのなら&したければ、
船でも飛行機でも世界一周は1度やってみてもいいと思います。
一時的だけど、ガラッと生活と環境を変えることができます。
そこまでできなくても、思い切って今の環境の外に出ることを私はおすすめします。
現代はネットで調べればいくらでも方法が見つかる時代です。
海外でも国内でも、今まで自分が経験したことのない場所や環境にいくことで、今の悩みの解決のきっかけが見つかるかもしれません。
主婦だから
結婚してるから
子供がいるから
を言い訳にせずに、一回レールをちょっと外れて寄り道してみてください。
10代20代独身の頃と同じにはできなくても、思い切ってみれば新しい選択肢が増えます。
(2023年10月追記)
世界一周でレールから外れた結果、今は夫と一緒に長めの海外旅行やマレーシアプチ移住なんかもしています。
この記事を書いたときよりもさらに伸び伸び、思いっきりレールから外れている感はありますが、毎日楽しいです笑
旅の途中に言われた言葉。
私たちには世界を旅するという選択肢がある。
でも世界にはその選択肢あることすら知らない人がたくさんいる。
選択肢を持っているから幸せ不幸せということではない。
でも選択肢があるという自覚は持っていたほうがいい。
ことあるごとに今でも思い出しています。
自分には、たくさんの選択肢があると自覚して、自分らしくこれからも旅行も人生も楽しんで行こうと思います!
夫視点で私の働き方や変化を綴った記事もありますので、もし興味があれば合わせて読んでみてください。